資本主義とはなにか
ほとんどの人は週休2日制で働き、決まった日に給料を手にしているかと思います。
私たちは、その事を当たり前のように受け入れていますが、それで良いのでしょうか?
資本主義であるこの世の中を生きていくうえで(FIREを目指すうえで)、資本主義について学んでおくことは必須かと思いますので、今回は資本主義について話しをしたいと思います。
資本主義については以下5つのステップで説明できます。
- 全てが商品である
- 給料の正体
- 1%の富裕層の資産は、残りの99%の資産よりも多い
- 資本主義は優れている
- この資本主義をどう生き抜くか
1.全てが商品である
この世の全てが商品であり、商品とはお金で交換ができるものです。
例えば、会社に出社すれば、会社が所有するビル、オフィスにあるデスク、その上にあるパソコン、横にはコピー機などなど…
もちろん今着ている服や、美味しく頂いた朝食、これらも全て商品です。
つまり資本主義の世の中ではお金さえあればほぼ全てのものが買えるということです。
そして自分のオリジナルの商品を持つ者を資本家、いわゆる社長と言います。
また、世の中の全てが商品ということは私たちも商品と言えます。
では、私たちの何がお金と交換できるのでしょうか?
それは、労働力です。
そう、自分の商品を持っていない場合は「労働力」という商品を売ることになります。
汗水流して働くしかないのです。
逆にオリジナルの商品を持っている資本家の場合は、他人を働かせればよいことになります。
例えば、自分が工場の社長でブーツという商品を持っている場合、ブーツを大量生産するには、工場を動かし続けなければいけません。
自分1人では限界がある為、労働力という商品が必要になってくるのです。
そこで、社長は労働力という商品を1日8時間土日休みで月20万円という契約で買うわけです。
そうして大量生産する事で、社長は働かずにブーツが売れれば大金が入ってくるというわけです。
だからこの世の中は自分のオリジナル商品を持つ資本家と労働力を売る労働者の2通りに分かれるのです。
ちなみにですが、資本主義では人の心も買えると言われています。
例えばSNSでお金をプレゼントすると言えば沢山の人が集まりますし、飲食店の従業員は本人の気持ちに関係なく、丁寧な接客をさせられます。
つまりお金があれば人の心さえも買えてしまうのです。
2.給料の正体
給料はなぜ貰えるのか?
頑張って働いたから?貴重な自分の時間を使ったから?
どちらも正しいですが、正解は私たちの労働力を最大限に引き出すためです。
資本家はどうしたら、労働者が元気に働いてくれるのか考えた結果、
労働者がご飯を食べれて、寝る為のベッドがあって、遊んでストレス解消ができて、家賃を払えるだけのお金を給料として払うことにしました。
それは労働者から労働力を最大限に引き出すためです。
つまり給料とは労働力という商品を作るための生産コスト、経費と言えるのです。
これが給料の正体です。まるで労働者は働くためだけの奴隷なのです。
一方で働きたくても働けない人もいます。もし労働力を買ってもらえなければ、労働者は生きていけなくなるでしょう。
そう考えると、労働者の働ける場所があるということは、ありがたいことなのかもしれません。
サラリーマンは搾取される?
ここまでの資本主義の説明で、労働者は搾取されているなあ、と思いませんか?
私はそう思っています。だからそうならない様にFIREを目指そうと決意しました。
励みになります。
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